【おもむき本棚】おうち時間を豊かにする趣味、OMOMUKI COMPASSの読書のススメ
こんにちは。OMOMUKI COMPASSの仁(JIN)です。
はてなブログで出されていたお題に便乗して、さっそくブログを綴りました。
今回のお題は「#おうち時間」。海外では、#stay homeなどがよく使われますが、おうち時間と聞くとなんだか、日本の趣が感じられていいですね。OMOMUKIなだけに。。
さて、今回のテーマはお題の通り、自宅での僕の一番の趣味である「読書」を紹介したいと思います。
読書って退屈?読書の良さとは。
読書感想文。卒業論文。この単語を聞いただけで苦い思い出を想像する人も多いかと思います。
例えば、小学生の時、本を読んで感想文を書く宿題が一番つらかったとか、論文を書くために、辞書や小難しい書物を読んで以来、本を読んでいないという人です。
このように、いわゆる本を読まない派の人たちは、苦い思い出や本を読む時間がない、そもそもお金を払ってまで本を読もうと思わないなど、読書が退屈というイメージを持つ人が多いです。
ちなみに日本の16歳以上の男女の読書量について、国が調査した結果によると、
月に1冊も読まない人:47.3%
月に1,2冊読む:37.6%
月に3~6冊読む:11.8%
だそうです。(平成30年度「国語に関する世論調査」の結果について | 文化庁)
この統計を見ると、本を読まない人は日本人の半数を占めるということになりますね。
興味深い数字です。
興味深いというのも、実は、この僕も本を全く読まない派の一人でした。
学生時代、国語と英語がまるでダメで典型的な理数系だった僕は、大の読書感想文嫌いでしたし、高校生までまともに本を読破した経験もありませんでした(漫画は大好きでしたが)。
しかし、あることをきっかけにこの本を読まなかった青年は読書の良さに気づき始めます。
そのきっかけが留学でした。
読書のきっかけ、僕の体験談
高校卒業後、韓国の私立大学に留学するため、語学を学ぶべく語学院に通っていたころのこと。周りには、日本からギターやベースを持ってきた人や、ゲーム機でオンラインゲームを楽しむ留学生もいました。これといった趣味がほとんどなかった僕も、何か勉強の合間に一息つけるようなことがしたいなと思っていました。
そんなある日、キャンパス内の日本人事務局の部屋にある本棚を何気なく見ていると、そこには司馬遼太郎作の「竜馬がゆく」の全巻が置いてありました。事務局担当の方に借りていいか聞いたところOKをもらい、そこから一冊ずつ読み進めました。
読み始めた本にもよりますが、そのストーリーの面白さや自分が主人公になりきった気分を味わっていたことを今でも鮮明に覚えています。
これが、僕の読書のきっかけとなり、大学生になってから少しずつ本を読む量が増えていきます。そして社会人になった今、月に8~10冊の本を読むまでになりました。
読書は人生を変える?読書で変わった過ごし方の変化
世間では、読書は学力の向上につながるとか、ストレスが解消されるという効果があるなど、科学的な根拠をもとに紹介されたりします。こんな感じ↓
僕自身も読書にはこういう効果があるなと感じはしますが、これが目的になってしまうと読書が嫌になる原因になってしまうのではとも思います。
あくまでも、趣味として本を読むのは、その時間を満喫し、心を満たしてくれる、心が喜ぶ時間だと思っています。読書に限らず、様々な趣味にも通じるところだと思います。
ちなみに、僕が読書で変わった変化を3つにまとめるとしたら、
- モノの見方が変わったこと
- 自分の意見が持てるようになったこと
- 時間の使い方を考えるようになったこと
です。
読書も一期一会だと思えば、人と出会うのと同じです。その本の主張に対して、自分はどう思うのかと自問自答してみるのも楽しいですし、小説ならその主人公になりきってストーリーに浸ることも楽しさの一つです。
また、読書をするためには、必ず時間が必要なので、その時間を捻出するために、隙間時間を利用するのもよし、家でゆったりするもよし。時間の使い方は読書をする人次第です。
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ドイツの哲学者、ショーペンハウアーは
読書で生涯を過ごし、さまざまな本から知恵をくみとった人は、旅行案内書をいく冊も読んである土地に精通した人のようなものである。
と言葉を残しました。
読書から知恵を得れるのは、すべての人間に与えられた特権だと思います。皆さんも人生の羅針盤、コンパスになるような本に出会えたらいいですね。
僕のおうち時間の過ごし方の一つ、趣味の読書を紹介しました。コラムっぽく書いてしまうのは職業柄仕方ないと思いつつ、大目に見ていただければと思います。
このブログを開設した際の経緯と自己紹介を兼ねた投稿も下記に共有しますので、ご一読くださればと思います。
omomuki-compass.hatenablog.com
「あなたのセカイに、趣味のミライを。」
(2020年5月14日追記)