OMOMUKI COMPASS BLOG

あなたのセカイに、趣味のミライを。色んな趣味の世界を綴るブログです。

【ビジネスマン・学生必見】ライター歴3年のアラサーが思う、文章を書く時の3つのコツ

文章スキル 書くコツ

 

こんにちは。OMOMUKI COMPASSの仁JINです。

 ブログをはじめて2か月が経ちます。最近はブログで書く力が身についたおかげか、勤め先で執筆しているブログコラムを同僚の方から褒めていただきました。やはり、書くことは自分の考えや思いを整理するのに役立つ方法だと感じます。
そんな勤め先もリモートワークの期間が終わりに近づいていて、趣味のブログを投稿できる頻度が少なくなりそうです。
それでも、OMOMUKI COMPASSは細く長く続けていこうと思いますので、これからもよろしくお願いします。

 

さて今回の趣味のテーマは「ブログ・書き方のコツ」です。

僕は社会人になってからというもの、自社コラムの執筆やプレスリリース配信、ウェブサイトテキストの作成など、文章を書く仕事をよく経験しています。このブログもその一つです。
そこで、ライター歴3年のアラサー男性が文章を書くときに心掛けるとよい3つの点を紹介しようと思います。コツさえつかめば、だれでもわかりやすい文章を書けます。文章の書き方に悩む学生や作った書類の内容がわかりづらいという社会人の方は参考にしてくださればと思います。

文章力は必須、テキスト時代に生きる私たち

今を生きる私たちに、文章を書くスキルは必須になっています。例えば、SNSの投稿や個人ブログ、 読書感想文、小論文、企画書など挙げればきりがありません。現代は書くという行為自体をできて当たり前のテキスト時代の社会とも言えます。しかし、それにも関わらず、伝わらない、分かりづらい文章が増えていることも事実です。

プライベートのみならず学校や会社では、いわゆるミスコミュニケーションが多く存在します。文章は意思疎通、コミュニケーションの方法です。相手に伝わる文章でなければ、自分の思いを伝えたり、相手の共感も得づらくなります。そうならないためにも文章力の見直しは重要です。

 

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テキスト時代の社会、文章力は必須のスキル

主語と述語をはっきりとさせる。

主語と述語がはっきりしないと、文章の内容が不明確になります。下記の原文では主語がありません。また、目的語である話す、しゃべる、会話できるは一つの動詞でまとめることができます。

  • 原文

    英語を話すし、中国語もしゃべるし、スペイン語会話ができる

    改善例

    彼は英語も中国語もスペイン語話す

日本語は主語が省略されることが多い言語です。なので、自分では主語を書いたつもりでも書き忘れたり、曖昧に表現されやすいです。文章を書いたら必ず読み返して確認することを心掛けましょう。

また少しテクニックが必要ですが、異なったカテゴリの述語や目的語は工夫一つでまとめられます。 目的語にあたる動詞の語彙を増やすと表現の幅が広がります。

・彼女はフランス語とバイオリンをたしなむ。(英語を話す、バイオリンを弾くをまとめる)

・あの人は英語もサッカーもピアノもままならない。(英語を話す、サッカーをする、ピアノを弾くを否定形でまとめる)

 

5w2hは基本のキ

僕も学生時代は文章の「てにをは」や「5w2H 」を意識しなさいと耳にタコができるくらい聞きましたが、社会人になってもこの基本は忘れてはいけない点です。

いつ(when)、どこで(where)、だれが(who)、何を(what)、どうする(how)、なぜ(why)、いくら・いくつ(how much, how many)という情報は具体的な事実を相手に伝えるために必要不可欠な要素です。

 

  • 原文

    彼は英語も中国語もスペイン語も話す。

    改善例

    僕の友人(だれが)は、3年前(いつ)カナダ(どこで)に留学した経験(何を)があり、中国人やスペイン人の留学生の友達がいるので(なぜ)、英語も中国語もスペイン語(いくつ)日常会話レベルで(いくら)話します。  

上記の原文改善例に5w2hの要素を加えた例です。この一文だけで友人の紹介が十分にできていますね。この点を意識するだけでも文章は格段に改善できます。

自分が書いた文章を見直す際に、7つの要素が入っているかを気にしてチェックすると、文章の質が上がります。

 

文章構成、文の枠組み作りを意識する

 文章構成は、設計図と同じです。どんな枠組みで文章を展開したいのか、何を伝えたいのかで文章構成も変わります。

三段構成:序論・本論・結論 

文章構成のなかで一番典型的な型が序論・本論・結論で分ける三段構成です。小論文などの論理的な文章に向いています。

序論:文章全体を紹介する部分

本論:主張・意見に対する根拠

結論:本論で述べたことのまとめ

 

 四段構成:起承転結

起承転結の四段構成はストーリーの面白さを伝えるときに役立つ構成で、共感、関心を得るのに適しています。小説や企業のブランドストーリーによく使われる構成です。

起:導入部分、物事の前提を説明

承:物事の始まりや起きたこと

転:転機となる事柄や場面

結:結果、どうなったか

 

四段構成:PREP法

PREP法は要点を分かりやすく伝え、説得力や納得感を与えたいときに効果的です。新聞の書き方もこの形が主流です。限られた時間内で説明するプレゼン資料や知識系のブログ記事に向いた文章構成です。

Point(結論):結論は○○です。
Reason(理由):なぜなら○○だからです。
Example(具体例):たとえば○○があります。
Point(結論):したがって○○です。

このほかにも、文章構成はたくさんありますが、上記の3つは基本的な文章構成の王道といえます。

要は、自分が伝えたい文章のポイントがどこにあるのか、どの枠組みが適切かを考えて意識することが大切です。

 

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 文章を書き出すことは大変な作業ですが、書けば書くほど上達するものです。学校や会社で際立った文章、説得力のある資料を作るためにも文章を書く練習を怠らないようにしたいですね。

 

ではこの辺で。

 

「あなたのセカイに、趣味のミライを。」


参考文献・サイト一覧

楽天ブックス: 伝わる!文章力が身につく本 - できる人は文章も上手い! - 小笠原信之(ジャーナリスト) - 9784471191160 : 本

文章の書き方|文章がみるみる良くなる構成のつくり方・一文の磨き方・推敲のポイント | マーケノート

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