OMOMUKI COMPASS BLOG

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OMOMUKI COMPASSの映画レビュー【邦画編】 

こんにちは。OMOMUKI COMPASSの仁JINです。

 

今回のテーマは「映画」。ジャンルは日本映画に絞ってご紹介します。妻との映画鑑賞が趣味でもある私が日本映画の中で個人的に好きな作品を選んでいるので、参考にしていただければと思います。

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容疑者Xの献身


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日本一泣けるミステリー映画との呼び名がある「容疑者Xの献身」。第134回直木賞に輝いた東野圭吾氏の同名小説を映画化。

主人公ガリレオこと物理学者の湯川(福山雅治)と彼とコンビを組む新人刑事内海(柴咲コウ)がある惨殺事件を捜査することに。その容疑者と推測された湯川の旧友で数学者の石神(堤真一)とその事件の真相を探る物語です。

2009年公開時はまだ高校生でしたが、ミステリー系邦画の中でも特に印象に残っている映画です。天才数学者も「愛」だけは計算できない、切なくも胸に残る名作です。

 

記憶にございません


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史上最低の支持率を叩き出した悪徳政治家の総理大臣が突然記憶喪失に。各大臣や国会などの国政や家族を巻き込んで、総理が善良な人間に更生しようと挑む政界コメディ。

正直なところ観る前は三谷幸喜監督の当時の政権に対するブラックユーモアかと思っていましたが、観賞後の感想はとても人間性を説いた真面目で心温まるストーリーだと感じました。

主演の中井貴一さんをはじめ出演者の方たちの演技もとても上手く、家族で笑顔になれる作品です。

 

るろうに剣心シリーズ


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るろうに剣心シリーズ」は、幕末最強と謳われた人斬り抜刀斎こと緋村剣心の戦いと生涯を描くアクション時代劇です。漫画が原作の実写映画で2011年初公開から10年をかけ全5作で完結した超大作。また主人公の緋村剣心は幕末に実在した剣客河上彦斎をモチーフにされており、物語や一部登場人物も幕末明治の歴史をなぞらえて描かれています。

シリーズのどの作品も豪華な役者陣とスタントマンなしの殺陣(たて)アクションが光るものばかり。その完成度は国内だけでなく海外からも多くの賞賛と人気を集める映画です。

僕自身もこの映画のファンで、先日妻とシリーズ最終章となる2作を続けて鑑賞してきました。さらに京都で行われていた大友監督と主演佐藤健さんの舞台挨拶も生中継され、リアルタイムでトークショーを楽しめるという幸運にも恵まれて大満足の映画鑑賞でした。

 

サマーウォーズ


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「よろしくお願いします!」のセリフが有名な細田守監督作品の代名詞とも言えるアニメ映画。

主人公の健二は学校の先輩夏希の突然のお願いから由緒ある実家陣内家の親族たちと過ごすことに。その滞在中OZという仮想世界で起きたAIの大暴走と現実世界にまで及ぶ混乱を防ぐべく健二と家族が一丸となってその脅威に立ち向います。

2009年8月公開時にSNSやデジタル化社会、人工知能AIなどの世界観を模写していたことも驚きですし、さらに作中では侘助が所持しているスマホが登場するのですが、実はアニメ映画でスマホ(iPhone)が登場するのはサマーウォーズが初なのだそうです。

現実の最新トレンドを取り入れているところやアニメでありながら実在感のある登場人物や風景がこの映画の魅力だと思います。

 

ちはやふる


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小倉百人一首による競技かるたを題材にしたベストセラー少女漫画「ちはやふる」の全3作からなる実写映画です。

2016年公開時は約200万人の観客動員数を記録し、漫画、アニメ、映画共に年代や性別の垣根なく幅広い層の人気を誇る作品。原作アニメでは、ストーリー自体が和歌の比喩と表現を表すようにもなっており、教育アニメとしても良いです。

 

実は妻がちはやふるファンであり、アニメを勧められたのがきっかけで私も興味を持ちました。挙句には、夫婦で競技かるたの聖地で映画の撮影場所にもなった滋賀の近江神宮に足を運ぶまでに。

特に題材の小倉百人一首平安時代から1000年続く日本の伝統ですが、たった31字の歌が時を超えて今も詠み継がれることにとても感銘を受けました。

競技かるた部の成長を描く青春物語と日本のかるた文化を楽しめるおすすめの作品です。

 

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 邦画はストーリー性に重きを置いた作品が多いと思います。皆さんも好きな邦画で趣きある時間を過ごしてはいかがでしょうか。

 

ではこの辺で。

 

「あなたのセカイに、趣味のミライを。」

 

映画に関する過去記事

 

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